ベトナムひとり旅 〜ホーチミン編その3〜 クチトンネルツアーに行って来た
ベトナム4日目。この日はクチトンネルツアーに参加し、トンネルの様子や当時の人々の暮らしを体験してきました。
クチトンネルツアーに参加
クチトンネルとは
クチトンネルとはホーチミンの中心地から北に約60Km程に位置するベトナム戦争時代の巨大トンネルです。 戦争中、クチの人々はこのトンネルの中に隠れアメリカ軍と戦ったと言われています。
私が参加したのは午後からの半日ツアー。VELTRAというサイトから予約しました。ガイドはベトナム人でしたが、わかりやすい日本語で丁寧に解説してくれるので安心です。ツアーですが一人でも気軽に参加でき、実際に一人参加の女性もいました。現地には出発から約2時間で到着します。
トンネル内部を体験
写真はトンネルの入り口です。現地にはこのような入り口がたくさん残っています。
ツアーでは トンネルの中に入ることができます。私も中に入って40m程進みましたが、中は非常に狭く小柄の男性が中腰の体勢で進んで行くのがやっとです。しかも、狭いだけでなく、暗く蒸し暑いという非常に過酷な状況。当時のクチの人々がこんなところで生活をしていたと考えると、ベトナム人は相当忍耐強いのだなと実感できますね。
実はこの狭さには理由があり、大柄なアメリカ人が通りにくくするためだったんだとか。アメリカ軍にトンネルの入り口が見つかったとしても、小柄なベトナム人は素早く通路を通って移動できたそうです。
外に出てきた頃には汗だくε-(´∀`; ) タオル、水は必須です!熱中症にならないように注意しましょう!
戦争中の様子
こちらは落とし穴。誤って落ちると…
うーん、残酷笑
落とし穴に落ちて生き残ったとしても、上に上がろうとすると逆向きの針に刺さって上がれないというなんとも残酷な仕様になっております。
当時の兵士の様子。当時は兵士に紛れて一般市民もこのクチで戦いました。アメリカ軍は兵士なのか一般市民か見分けることができず、苦戦したそうです。下の写真のように女性も戦いに参加したそうです。
こちらはトンネル内で爆弾を製造している様子です。米軍の不発弾から火薬を取り出し再利用していました。
当時の戦車も残っています。
これは煙を排出するための通気口です。クチの人々はトンネル内で料理をするなど生活をしていたわけですが、その時に発生する煙を一箇所から排出していると空から簡単に米軍に見つかってしまいます。そこで、このように小さな穴をたくさん開けた通気口をトンネルの中心地からかなり離れたところに分散配置していたそうです。
その他
射撃体験もできます。少し値段が高かったので一人で来ていた他のツアー客とシェアしました。思ったより難しく全然的に当たりませんでした σ(^_^;)
ライスペーパーを作っている様子。このライスペーパーはベトナム名物の春巻きに使用されます。
タイヤからサンダルを作っています。当時の人々はタイヤから作られた履物を使用していました。タイヤを使っているので耐久性が抜群だそうです。
ツアー後はホーチミンのナイトライフを楽しむ
ツアー終了後、2時間かけてホーチミンに帰って来ました。午後開始のツアーでしたが、夕方のまだ明るい時間帯に帰って来れます。なのでまだまだホーチミンのナイトライフを楽しむことができます。
おしゃれなカフェでベトナムコーヒーを注文し、一息ついたら夜の街に繰り出そう!
街歩き
ホーチミンは非常に治安がいいので夜も一人で外出可能です。もちろん気をつける必要はありますが、バッグを前に持ち、怪しいところに行かなければ全然問題ありません。
広場はライブを見に来た人たちで盛り上がっていました。ドンコイ通り近くのこの広場は本当にお気に入りなのでホーチミンに来て以来毎日訪れています笑
ベンタインマーケットもネオンで派手に輝いています。ベトナム人は本当ネオン好きですね笑
左にはCanonの建物も見えます。この旅行中、ベトナムには多くの日本企業が進出していることを知りました。日本企業だけでなく海外企業のロゴや看板もいたるところに見受けられます。やはり東南アジアは世界中から新たな市場として注目されているんですね。ニュースや教科書でそのような話は既に知っているかもしれませんが、実際に現地を訪れると身を以て体感できます。これが旅の魅力ですね。
前日と同じくベンタインマーケット横の屋台で夕食をいただきます。サイゴンビール、スープ、ベトナム風焼きそば。この焼きそばはナンプラー(魚醤)をかけるとコクが出てすごくうまいです。盛り付けはかなり雑ですが笑。だが、その雑さがいい!
ちなみにサイゴンというのは終戦までのホーチミン市の旧名です。ビールに限らず、今でもサイゴンという名は多くの場面で使用されています。
クレイジーバッファローでホーチミンの旅を締めくくる
バックパッカーの街ファングーラオ近く、ブイビエン通りにあるホーチミンで最も有名なバーの一つ。外観からクレイジーな感じが伝わると思います。
でも安心してください。中は普通にいい感じのバー。一人酒を飲みながらゆっくりできます。
最後に
ホーチミンは昼も夜も一人で楽しめる街だということがわかりました。もちろん友達との旅行や家族旅行にも良い街です。今回は参加できませんでしたが、メコン川ツアーなどもあり、3~4日もあれば十分に楽しめます。
ブログを始めて3記事目ということで、書くことに少しづつ慣れてきた気がします。紹介記事なのか日記なのかよくわからない感じではありますが笑
この次はベトナム中部のリゾート都市ダナンです!